マッスルフレンズの皆さん、こんにちは。
アニメ放送40周年記念として「超キン肉マン展」の開催が発表されましたね。
3月18日(土)~4月2日(日)まで、東京タワー内B1Fのタワーホールで行われるそうですから、3月17日発売とされる「キン肉マン 81巻」とあわせて、春の到来が楽しみになってきました!
さて、今回の展示会はアニメ放送40周年とのことですが、キン肉マンのアニメと言えば、29周年のメモリアルイヤーでは「生誕29周年記念~キン肉マン コンプリートDVD-BOX」が発売されましたね。
本日のマッスルジャーナルでは、当時の企画をご紹介しようと思います。
覚えている方がいらっしゃったら嬉しいですね。
2008年に発売されたDVD-BOXでは、ポータルサイト「livedoor」とコラボしたプロモーションを展開しました。
企画の内容としては、livedoorニュースの中に期間限定で「29 Magazine」というキン肉マン専門ニュースを配信するメディアを作って、様々なプロレスラーや格闘家がキン肉マンを語るインタビューを掲載しました。
そのインタビューの内容も、単に思い出話を語ってもらうだけでなく、インタビューをするレスラー&格闘家の方、それぞれに独自の企画を当てたユニークなものに仕立てたのです。
その一つが、こちらです。
どういうシーンか想像つきますか?
当時はこの構図で写真が撮れただけで、「企画の8割は完成した」と手応えを掴んだ記憶がある――、そんな一枚です(笑)
これは「格闘技界の賢者」として知られる"世界のTK"高阪剛さんが、マッスルスパークを真面目に分析するという企画だったのです。
相撲には、相手の三箇所を同時に攻める「三所攻め」というきまり手が存在しますが、マッスルスパークは、攻めるだけでなく、腕や首、脚を同時に極めている「複合関節技」であると――、高阪さんは、そうおっしゃっていたと記憶しています。
両腕の関節を極め、首は(足で)頸動脈を圧迫(つまり、絞めですね)、脚はレッグスプリット(股裂き)で捕えているということで、少なくとも(両腕、首、左足)の4箇所を同時に極めている、とんでもない技ですよね。
描写を見ればなんとなく分かってはいるものの、改めて言われると思わず唸ってしまう...。これをパッと言語化された高阪さんも、編み出したゆでたまご両先生も、マジでビッグリスペクトなワケです。
かつて嶋田隆司先生は、高阪剛さんが主宰するMMAジム「ALLIANCE」に通われていたのは周知の話です。嶋田先生は、総合格闘技や柔術を自ら実践することで、キン肉マンの作品作りに活かしてこられたわけですが、まさか高阪さんも、企画とはいえ嶋田先生が考えた技を解説するとは思ってもなかったでしょうね。その節は、快く引き受けて下さり本当に感謝しております。
それでは、また次回のマッスルジャーナルでお会いしましょう!