10月28日(金)は我らが嶋田隆司先生のお誕生日ですね。おめでとうございます。
62歳で現役バリバリ!でもって「まだ夢の途中」なんて本当にカッコイイです。
そして、明日10月29日はというと――、2010年に行われた第5回「キン肉マンの日」から12年ということになります。
「キン肉マンの日」とは「29日の金曜日」のことで、日本記念日協会が認定した記念日の一つであります。2008年にキン肉マンが生誕29周年を迎えることがきっかけとなり、このような記念日が誕生したわけですね。
当時、私も「キン肉マンの日」が発表された直後、日本記念日協会に電話取材をしましたが、電話を受けて下さった方が「さっそく反響がすごい」と話してくれたことを覚えています。29日と金曜日が合致する日を記念日にするなんて、とてもユニークですよね。
ここ数年はコロナもあって大々的なイベントなどはできなかったと思いますが、来年2023年は9月29日(金)と12月29日(金)に「キン肉マンの日」がやってきます。一体どんな記念日になるのか。今から楽しみです。
前置きが長くなりました。
2010年10月29日に行われた第5回「キン肉マンの日」は、「いただき!!キン肉マン さいきょうタッグ!ザ・マシンガンズたんじょうのまき」(※すみません、すでに在庫がありません)をはじめ、新プロダクトのリリースが沢山あったことに加え、新宿ロフトプラスワンでは、ゆでたまご両先生によるトークライブ「マッスルサミット」が行われたのですよね。
今もスタッフで話をすると、この日のイベントを「伝説」と語る者が多いです。
もちろん、もちろん、伝説的なイベントは沢山ありましたし、重々承知しております^肉^;
新宿バルト9の「キン肉マン映画祭」もそうですし、「キン肉マニア2009」もそうです。「マッスルミュージアム」や大阪・新世界100周年コラボも大変な盛り上がりでした。
ただ、「マッスルサミット」は、新宿ロフトプラスワンという比較的限られた会場にファンが殺到したこと(青森や福岡、海外からもファンが参加された)で独特な雰囲気が生まれ、両先生を間近に感じられる距離感だったり、とんでもない濃厚なライブになったのですよね。ストリーミングで中継も行われました。
オープニングでは、キン肉マン芸人さん達が会場を盛り上げ、司会進行は清野茂樹アナウンサーが担当。その安定感たるや、やはりプロレス&格闘技界随一のアナウンサーであります。
また、ゲストには、バッファロー吾郎Aの木村明浩さん、竹若元博さんが登場されました。バッファロー吾郎Aさんのベストバウトはカレクック戦で、お二人とも作品の細かいところまで本当に詳しいなと感心した記憶があります。
他にも「週刊少年ジャンプ」8代目編集長で「キン肉マン」4代目編集担当の茨木政彦さん。キン肉マンII世の初代担当・貝山弘一さんらも駆け付けて、当時の制作秘話などが存分に語られました。
さらに後半はとくにヤバかったのです!中井先生によるライブペインティングが行われた上、それを参加者にプレゼントするという...。一筆ごとに湧き起こるどよめきと完成した時の歓声は今も忘れられません。ボーン・コールドまで描かれていたんですよ。当時、手に入れた方は、ぜひTwitterなどでご再掲頂きたいっ!!
でもって、終盤はライブ版ゆで問答=質問コーナーが大盛り上がり!内容が多岐に渡り過ぎて、嶋田先生が「グ...グム~」と言ったとか言わなかったとか。
そして、ラストのラストは嶋田先生のバースデーサプライズでエンディング!冒頭に載せた写真を見て頂ければ、どれだけの熱を持ったイベントであったか伝わるのではないかと思います。
で、その翌年より「キン肉マン」が24年ぶりに復活するわけです。
キン肉マン38巻のラストは、新章キン肉マンを最もよく表していると言っても過言ではない衝撃かつ驚きの展開となりましたが、ここから約11年――。コミックは、まもなく80巻に到達しようとしており、今も読者を魅了し続けているゆでたまご両先生! 10月28日は嶋田先生のお誕生日でしたが、お二人とも、これからもお身体にご自愛頂きつつ、素晴らしい物語で我々読者を驚かせ続けて頂きたいです。